葵機工株式会社

Department / 部門紹介

製造:夜間無人運転

製造:設備 製造:製品 生産技術 品質管理

夜間無人化運転

〈16時間〉のプロダクトタイムのために、ノウハウのすべてを投入する〈8時間〉がある。

葵機工株式会社は、1日のうち8時間は技術者が刃物の摩耗具合を管理してチップの取替などを行い、残りの16時間は完全無人化による製造を行うという、国内でも珍しい24時間製造体制をいち早く実現しました。これが実現できるのは、今までに培った加工と管理、総合的なものづくりの技術があるからです。

予測管理技術

完全夜間無人化には、『予測管理技術』が不可欠。

材料や設備のちょっとした変化が大きく製品に作用し、特に長時間加工していると、刃物の摩耗や摩擦熱などの条件変化が原因で、致命的な寸法誤差が生まれてしまいますが、24時間後の製品寸法を予測した予測管理技術では、その条件変化を予測して機械を動かし、ミクロン単位で誤差のない均一品質の製品を製造しています。

切削加工技術

加工機からバリのない完成品が出てくる機械加工を追求。

切削加工には「バリ」と呼ばれる小さな突起の処理がつきものです。数ミクロンのバリでも放置するとエアバッグの誤作動などの事故につながりかねないため、通常は機械加工の後、人の手できれいにバリをとって仕上げる必要があります。しかし、葵機工株式会社では、加工機からバリのない完成品が出てくる機械加工を追求してきました。試行錯誤を重ねた結果、現在は安全装置を切削加工で製造する四国唯一の企業として、月産160万個の製造体制で客先に与える不具合は、ほぼゼロというハイレベルな加工技術を実現しています。

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